あの時、小学校でホームルームしてた。
修了式の日、もう学校帰るところだったんだけど、すんごい地震きて、棚の上のものとか全部落っこちまくって、まだ寒かったけど校庭にみんなで集まって、連絡もつかない親のお迎えを途方に来れながら待ってた。
家ではみんなで毛布にくるまって温めあってた。海沿いの方で仕事してたじいちゃんとお父さんが帰ってこなくて、お母さんは死んじゃったと思って諦めてたってあの時言ってたけど、何日かたって帰ってきてくれてすごく嬉しかったのを覚えてる。
父は津波を目の前で見て車で引き返したっていってた。危機一髪だったみたい。そんなあたしももう社会人になった。