指の隙間から 砂が落ちていくように
何事もないように消えていった
風を掴むようにあなたを求めて
指を絡めるほどにほどかれていく赤い糸は
年をとった青い鳥の口にくわえられて
海の生まれる所まで旅をするのでしょう
それでも行かなくちゃ屍をこえて
あたたかい日々に背中押されながら
茨の中でまだ息をしている火を護り
曇り空切り裂いて陽がさす夢を見る
光を描くよこの胸の鼓動が続く限り
生まれる場所すら選べない僕たちだけど
本をめくるようにまた出会うから
廃墟と化した王国に
太陽を携えた花嫁は
終わらない賛美をし続ける
永遠の命を抱いて
光はある 光はいる そこに確かに